廃業で178万人が職を失う可能性あり

10月2日に発表の8月の完全失業率は3.0%(前月比+0.1%)、完全失業者206万人(前月比+49万人)でした。8月の休業者は216万人(前月比-4万人)、休業者の内175万人が雇用者です。
ここまではニュースでご存じの通り。

一方で、東京商工リサーチが7月から8月にかけて行ったアンケートでは、中小企業の廃業検討率が8.5%!。一年以内の廃業は3.8%。

8月時点の全就業者数6,676万人のうち、中小企業の就業者が70%とすると、中小企業の就業者数は4,673万人。これに一年以内の廃業3.8% を掛けると、178万人が仕事を失う計算となる。

ほとんど現在の休業者数、完全失業者数と変わらない数字。
最悪、廃業要因だけでも失業率が2倍になるかも。

廃業の中には再生できる企業も含まれているはずなのに。