会社売却を検討したものの、残念ながら期待した価格がつかないというのは、良く見られるケースです。この場合は、一定期間内で集中的に会社の価値を上げて再度会社売却に挑戦するのが王道です。一般的なM&Aコンサルは上のように助言した上で「それでは定期的に進捗を確認しつつ、1年後をめどに再度挑戦しましょう。頑張ってください。またお邪魔します。」となります。つまり「お任せしますので頑張ってください。また来ますね」です。

一定期間内で会社の価値を上げるためには、財務改善に留まらず、組織・人事改革、営業・商品戦略、マーケティング戦略、投資計画、事業計画の見直し、予算実績管理等たくさんの事を同時並行して進める必要があります。社長一人では実現できませんし、さらに一般的な中小企業でこれらを進めることができる人材は残念ながらおりません。

当社のコンサルタントは、中小企業の経営改善支援のプロフェッショナルです。ハンズオンと言いますが、中小企業に入り込み、その会社の名刺を持ち、その会社の組織を率いて自ら手を動かし、汗をかき改善を実現した経験があります。ほとんどの分野で専門的な知識と経験を有しておりますし、一部では外部の専門家の協力を得ながら実現してきました。この過程を経ることで会社の価値を上げるだけでなく、社長との信頼関係を築き、だれよりも詳細に当社を理解することができます。
社長であれば、一緒に汗をかき会社の価値を上げ、さらに誰よりも当社を理解するコンサルタントに、会社売却を任せるべきだと考えます。

 

 

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会社を売りたくなったら読む本

新型コロナウイルスは中小企業へ甚大な影響を与えています。補助金、特別融資を駆使してどうにか存続しているのが現在の中小企業の姿です。いつかは分かりませんが、確実に現在のような補助金、特別融資は終了するでしょう。その時がくれば、多くの中小企業は、膨れ上がった借入による債務超過と赤字事業に悩まされることになります。後継者もいなければ、廃業したいのが本音ですが、債務超過ですから借金だけ残る事態は避けたい。残るは破産しかないのか。。。
他にも策はあります。
大変なことは承知していますが、企業再生をした上で売却することが可能です。
黒字化した上で債務超過を解消することが理想ですが、まずは黒字を目指しましょう。
安定的に黒字計上ができるのであれば、過大負債は処理できる可能性があります。
過大負債のカットには、これまで経営者の自宅処分がセットでしたが、時代は変わり経営者の自宅を残しながら実行することが増えてきました。
企業再生後の売却にも役に立つ情報をお伝えしておりますので、よろしければご購読ください。