現在のM&A市場は成約件数、金額ともに過去最高を更新し続けており、さらに圧倒的に売り手市場です。各社のM&Aマッチングサイトを見ると、売り手1社に対して買い手が10社から20社程度もあります。しかしながら買い手が欲しいのは黒字会社にほぼ限定されます。残念ですが、赤字会社は交渉のテーブルに乗ることができません。もちろん、廉価で売却するか、黒字事業だけを売却することは可能ですが、おそらく満足のいく価格はつかないでしょう。よって、満足のいく会社売却を実現するためには、まず赤字会社を再生する必要があります。
中小企業向けのM&Aコンサルタントで、再生実務者は極めて少数です。
中小企業のうち赤字企業は約66%です。赤字のままでは親族や従業員にバトンタッチするのは困難です。金融借入を返済するにも赤字では困難ですし、最終的には連帯保証人である社長に追求が行くことになります。これでは、残念ですが誰も承継してはくれません。将来、第三者へ売却するにしても、親族や従業員に承継するにしても黒字化は必須です。
当社は、もともと中小企業に特化した再生支援を専門としていました。よってM&Aコンサルタントも全員再生支援の専門家でもあります。現在赤字会社ですが、将来売却も選択肢の一つとしたいとお考えであれば、再生支援と会社売却をワンストップで行える当社をお選びください。

会社を売りたくなったら読む本

新型コロナウイルスは中小企業へ甚大な影響を与えています。補助金、特別融資を駆使してどうにか存続しているのが現在の中小企業の姿です。いつかは分かりませんが、確実に現在のような補助金、特別融資は終了するでしょう。その時がくれば、多くの中小企業は、膨れ上がった借入による債務超過と赤字事業に悩まされることになります。後継者もいなければ、廃業したいのが本音ですが、債務超過ですから借金だけ残る事態は避けたい。残るは破産しかないのか。。。
他にも策はあります。
大変なことは承知していますが、企業再生をした上で売却することが可能です。
黒字化した上で債務超過を解消することが理想ですが、まずは黒字を目指しましょう。
安定的に黒字計上ができるのであれば、過大負債は処理できる可能性があります。
過大負債のカットには、これまで経営者の自宅処分がセットでしたが、時代は変わり経営者の自宅を残しながら実行することが増えてきました。
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