倉庫/運送会社
代表取締役社長 M様

会社売却を決意した理由を教えて下さい
地方で冷凍・冷蔵の倉庫業と運送業を営んでいます。
業績は堅調に推移していたのですが、設備の老朽化が長年経営上の課題でした。
また、今後はIT投資が必要なことも自明です。設備を新設すれば良い事は分かっていましたが、新規の借入については中々決心がつきませんでした。そこで資金力のある企業の傘下に入る事を決意しました。

 

当社との最初の接点を教えて下さい。
坂本さんが開催した会社売却のセミナーです。当時は売却の意思はなく、あくまで勉強目的で参加したのですが、セミナー中に会社の売却価格と私の売却手取額を計算するコーナーがあり、その結果が思いのほか良かったことから真剣に考え始めるきっかけになりました。その後、現地調査とそのレポート結果を見て、お任せすることにしました。

 

会社売却でどんな苦労がありましたか。
地元の業界団体の代表をしていることもあり、地域で変な噂が立つことだけは絶対に避ける必要がありました。そこで当初は地元以外の企業への売却を考えたのですが、中々決まらなかったことですね。興味を持つ先は何社かあったのですが、規模感がマッチしなかったようです。そこで坂本さんの「確実に安全なルートを使いますから、地元企業へ打診してみませんか」という助言に乗ったところ、一気に売却が進みました。

 

現在の状況を教えてください。
資本力のある企業の傘下に入りましたが、当社の代表取締役を継続して務めています。
設備投資の懸念も払しょくされただけでなく、各種ツール、手法も導入でき、経営体質が強化されている実感があります。会社売却をして本当に良かったです。

 

当社をおすすめしますか。
はい(笑)。きちんと説明をしながら事を進めてくれるので、安心して付き合うことが出来ました。また、個人的に支援している農家さんに対して、販路開拓のために飛び込み営業までしてくれるのには驚きました。

 

会社を売りたくなったら読む本

新型コロナウイルスは中小企業へ甚大な影響を与えています。補助金、特別融資を駆使してどうにか存続しているのが現在の中小企業の姿です。いつかは分かりませんが、確実に現在のような補助金、特別融資は終了するでしょう。その時がくれば、多くの中小企業は、膨れ上がった借入による債務超過と赤字事業に悩まされることになります。後継者もいなければ、廃業したいのが本音ですが、債務超過ですから借金だけ残る事態は避けたい。残るは破産しかないのか。。。
他にも策はあります。
大変なことは承知していますが、企業再生をした上で売却することが可能です。
黒字化した上で債務超過を解消することが理想ですが、まずは黒字を目指しましょう。
安定的に黒字計上ができるのであれば、過大負債は処理できる可能性があります。
過大負債のカットには、これまで経営者の自宅処分がセットでしたが、時代は変わり経営者の自宅を残しながら実行することが増えてきました。
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