製造会社 前代表取締役 A様

会社売却を決意した理由を教えて下さい
当初はどうやって会社の業績をもっと伸ばすかに集中していたので、売却に関してはさして興味がありませんでした。一度、M&Aの仲介会社と話す機会があり、試しに聞いてみた売却価格が、こんなものなんだと思ったことも影響していましたね。
そんな時、坂本さんから「社長、御社の価格がそんなに安いはずはありませんよ。保証はできませんが、このくらいの金額で売却出来るはずですよ。試しに完全匿名でM&A市場で打診してみませんか?」と言われ打診してみると、本当にそのような金額で興味を持つ先が何社かあった事もきっかけです。もちろん売却の決意はお金だけでなく、弊社の事業とシナジーがある企業とタイアップできることです。事業再生で会社と事業を守り、次のステージとして従業員が安心して夢をもって働ける環境づくりを考えていた中で、自社の事業をさらに拡大するための手段として会社売却を決意しました。

 

当社との最初の接点を教えて下さい。
以前は経営状況が芳しく無く、再生支援を受けたことが最初の接点です。従業員の頑張りもあり、どうにか再生段階を無事卒業ができました。そんな中、再生を完了した企業の売却支援での実績が増えているという事で、2回目の接点が出来ました。

 

会社売却でどんな苦労がありましたか。
経営とM&A対応の両立ですね。経営に加えてM&Aの実務対応を行うので、単純に2倍の仕事量です。M&A対応が原因で業績が下がってしまっては目も当てられませんから、どちらも妥協無く行いました。また情報漏洩についてもかなり気を使いました。変な噂が立ち、社内が浮き足立ったり、取引先からの信用が低下すると死活問題です。

 

現在の状況を教えてください。
売却後は、当社の代表取締役を続けながら、売却先の企画部門の責任者に就任しました。数年この状態が続いたのですが、後継者のめどがついたため、先日両職を辞任しました。現在は、上場企業にてある事業部を率いております。学生時代から興味ある分野でしたので、本当にやりがいがあります。

 

当社をおすすめしますか。
事業再生の時からお世話になっていたので、弊社の事業だけでなく弊社従業員の特徴まで分かっていただいていたので、弊社の方向性を理解していただく時間がなくともスムースにM&Aの取り組みをご依頼することができました。

 

会社を売りたくなったら読む本

2018年10月20日にPHP研究所から「会社を売りたくなったら読む本」が発売されました。著者は、本サイト運営責任者の坂本利秋。

M&A市場の状況から、「事業継承、売却、廃業どれがいいの?」、「もし売ったらいくらで売れる?」といったことを売り手となる中小企業経営者の立場になって書いています。現在は売却を考えていなくても、将来はその可能性がある、あるいは自社の値段を知りたいという経営者にオススメです。是非、書店にてお求めください。